Naturally Music*子どもと音楽+英語のある暮らし

音楽ともに過ごす日常と、ふたりの子どもたちの成長の記録。書くことは生きること。出版翻訳者デビュー目指して修行中。

憧れのお兄さん


魂柱調整や駒の交換、毛替えなどで、
以前からお世話になっていた、
長男の大好きなヴァイオリン職人のお兄さんが、
このたび独立されて、
新しくご自分の工房を構えられたというので、
さっそく楽器の調整をお願いしに行きました。


久しぶりに会うお兄さんは、
前と変わらずにこやかな笑顔で
私たちを出迎えてくださって。

挨拶もそこそこに、
気づけば長男はもうカウンターの向こうの作業場で、
お兄さんの隣にぴったり張り付いて、
あれこれ質問攻めにしている(笑)。

本当に、
憧れのお兄さんなんだなあ。。。


こういう姿を見ていると、
いつか長男も自分の工房を持って、
こうやって小さい子を優しく相手にしているのかなって、
頭にそんな想像がふと浮かぶ。


演奏は演奏で、
プロ並みに弾けるようになって、
ずっと好きで続けてくれたらいいと思うし、
そもそもヴァイオリンの楽器の形そのものに
魅せられて始まった長男のヴァイオリン人生。

演奏家になりたいだけじゃなくて、
職人になりたいっていう気持ちもどうか失くさずに、
ずっと大事に大きくなってほしい。


この調子で行くと、
きっと音高に行きたいって言うだろうから
(ヴァイオリンの学校に行きたいとは
今でも言っています)。

高校の三年間で演奏を学ぶ間に、
自分は演奏家の道を行くのか、
それとも職人の道を行くのか、
じっくり考えたらいいと思う。

職人の道を行くなら、
音大なんか行かなくていいしね。

a0259665_13530805.jpg


駒を変えてもらい、毛替えもして、
生まれ変わった長男のヴァイオリン。

工房内で試奏した結果、
長男が「もっとG線を出したい」と言ったので、
その場で再度魂柱調整をし、
駒を少し削ってもらったところ、
音がまた随分と劇的に変わりました。

ただ、
長男が一貫して主張する、
「もっと音の響きがほしい」という要望に関しては、
残念ながらもうこの楽器では限界かな。。。


この楽器を購入した一年数ヶ月前と比べて、
長男も技術的にも音楽的にもやっぱり
それなりに成長しているし、
このランクの楽器ではもう、
収まりきらないのかなって気は正直、
しばらく前から私はしていた。


たまたまこの日お兄さんから、
つい最近手に入ったドイツの古い3/4が
すごく良い楽器になりそうだという話を聞いて。

楽器自体はまだ全然、
弾ける段階にはなっていないらしいのですが、
もし弾けるようになったらぜひ見せてほしい
とお願いしてきました。

楽器は出会い。
すべては縁とタイミングだと思っているので、
ご縁があれば我が家に来るだろうし、
ご縁がなければそれまで。

いつもお世話になっている、
憧れのお兄さんがお勧めする楽器と出会いたい
というのが私たち親子の願いではありますが、
果たしてどうなるやら。。。

a0259665_13530972.jpg


写真は、
長男がお兄さんに頼んでもらってきた、
ヴァイオリンの材料の木の破片。

「じゃあ、オープニング記念ね!」って。

ものすごく嬉しかったみたいで、
目下一番の宝物らしいです(笑)。





by naturallymusic | 2015-10-09 13:53 | 音楽のこと | Comments(0)
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31